2025年2月号 ニュースレター:注目の労務・経営情報
2025年2月号の竹内社労士事務所ニュースレターは、企業が知っておくべき労務・経営に関する重要トピックを解説しています。
主な内容
- 社会保険における「年収の壁」:106万円(月額賃金8.8万円)と130万円の壁について解説。壁を超えると社会保険料負担が発生し、手取り額が減少する点に注意が必要です。
- 労働基準法における休日の考え方:法定休日と所定休日の違い、36協定における休日の日数カウント、割増賃金の適用について詳述しており、適切な管理が求められます。
- 健康経営の導入と実践ステップ:従業員の健康管理を経営視点で戦略的に進める「健康経営」について、健康宣言、環境整備、具体的な対策、評価の4ステップが紹介されています。
- 妊娠した女性従業員の保護:通勤緩和や作業の軽減など、妊娠中の女性従業員への法令上の保護措置と、賃金取り扱いの明確化の重要性が説明されています。
- 若年労働者がいる事業所の割合:若年人口減少に伴い、若年労働者がいる事業所の割合が低下傾向にあり、採用・定着対策の重要性が示されています。
- 中小規模事業者の個人情報管理状況:「何をしてよいか分からない」が40%を占めるなど、個人情報管理に課題を抱える中小事業者が多い現状が報告されています。
2月の主な実務
2月は、固定資産税の納付、確定申告(書面)の受付開始、国民年金保険料の「2年前納」手続き、労働保険料等口座振替納付の申込、4月昇給や新入社員受け入れの準備、火災予防運動に伴う消防設備点検などが挙げられています。
竹内社労士事務所では会社を守る為の就業規則、労働契約の作成、見直しに取組んでいます。ぜひこの機会にご活用下さい。